30歳からブロックチェーンを勉強するブログ

IT素人がブロックチェーンを学ぶ為のアウトプットブログです。関連本のまとめをしたり、技術を初歩から勉強していきます。

『これからを稼ごう』 -堀江さんの先見性とICOの意義-

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TOMTA(トムタ)です。

 

堀江貴文さんの『これからを稼ごう ‐仮想通貨と未来のお金の話‐』を読みました。堀江さんによる暗号通貨の著書であり、監修はあの大石哲之さんだったので発売前から注目していました。

 

おそらく暗号通貨初心者に向けた内容ですが、随所に堀江さん独自の主張が散りばめられているので面白いと感じました。

ちょうど今、電車の車内広告にも出ており、もっと多くの日本人に読んでもらいたいです。「ビットコインは危ないもの」という未だに変わらない大衆認知を蹴散らすきっかけになればよいと思いました。

 

 

 

◆堀江さんの先見性

 

この本で改めて堀江さんの先見性の凄まじさを感じました。

 

数年前から堀江さんは、「日本で仮想通貨が流行るきっかけは投機」と明言していました。記事やNewsPicksのコメント欄でも何度も明言していたのを僕も覚えております。

本の中には書かれていませんが、「ビットコインのバブルに乗り遅れた日本人が、日本発の暗号通貨Monacoinで次のバブルを狙う」的なことを予言されており、その影響で僕も少しだけMonacoinを買った記憶があります。

 

そして、2017年のバブルは日本人が主導し、堀江さんの言う通り仮想通貨は日本人の投機性に一時的に火をつけました。他国に比べて日本人のアルトコイン購入比率が高かったのも予言通りといった感じです。

 

本の中に、「金儲けだけを目的として買った人たちの大半は、買値の3倍ぐらいの時点で売ってしまっただろう」と書かれていました。僕もその通りの行動をしてしまっています。Monacoinに関してはなんとなく買っただけなので、買値の4倍で売ってしまいました。その後、200倍になったのに。

 

堀江さんはイーサリアムICOにも参加しています。イーサリアムのコンセプトを知った時、「想像するだけで凄まじいものがある」と感じたといいます。

 

堀江さんのように先見性がある人は、圧倒的に情報量・知識量が多いのだと思います。インターネットの課題やブロックチェーン技術、スマートコントラクトなど様々なことを理解できていなければ、イーサリアムが凄さはわからないはずです。

また、富裕層は徹底的に歴史を学ぶと聞きます。本の中でもお金の歴史に触れており、歴史を知っているから少し先の未来まで見えているのではないかと思いました。

 

 

 

 

ICOの本当の意義

 

ICOの意義について新たな観点に気づかされました。堀江さん以外に言っている人がいるかはわかりませんが、とても説得力のある理屈だと思いました。

 

堀江さん曰く、

ICOの意義は議決権の無いこと

だと言います。

 

近年GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)のIT巨大企業の独占状態になっています。なぜなら、有力なベンチャー企業が生まれてもGAFAに買収されてしまう現状があるからです。

本来は自由競争であるIT業界の寡占化が進んでおり、競争の中でこそテクノロジーが進化するはずなのに。

 

こうした現状を解決する一つの手段として、買収されることのないICOを駆使した企業が世界を一変させるゲームチェンジャーになるという展開はとても納得しました。

 

 

 

 

他にも気になったのは「トークンを生み出すことは比較的簡単」といった内容です。独自トークンを発行できるレベルのスキルを身に付けたいという目標ができました。

 

 

また、「仕事や機会を奪うのは、テクノロジーではなく、人々が勝手に作り上げた幻想」という言葉はとても響きました。

これまで堀江さんの著書を何冊も読んでおり、「これからは遊びが仕事になる」という言葉を何回も浴びてきました。この本では、グーグルの共同創業者ラリー・ペイジの言葉も紹介されており、納得感が増しました。

 

「もう充分豊かな時代になったから必死に働く必要はない」

「働かなくても富はあり、幸せに生きることができる」

 

といった主旨の言葉が紹介されていて、衝撃を受けました。世界中の誰も考えていないような発想だと思います。

しかし堀江さんも同じ考えで、「働かないとお金が得られない。幸せになれない」というのは幻想であり、人間が働かなくてもいい時代も本当に来るのではないかと思わせてくれました。

 

 

 

 

 

バブルが一旦弾けたこの段階で、影響力のある堀江さんが仮想通貨に関する書籍を出してくれたことの意義を多くの日本人が感じ取れたらいいなと思いました。

 

 

著書では人口ボーナスにも触れており、別の記事を作成しました。

tomta.hatenadiary.com

IT基礎知識の用語復習②

引き続き、IT用語の復習をしていきます。

 

「コンピュータ」

電子計算機

 

 

ユビキタス

どこでもコンピュータによる補助を受けられる環境のこと

 

 

「インターネット」

コンピュータにつながったネットワークのこと

 

 

SNS

ユーザーが情報を投稿できるサービス群

 

 

「UI」

ユーザーとコンピュータの接点

コンピュータの使いやすさ

入力(マウス,タッチパネル)、出力(ディスプレイ,スピーカー)

ユーザーインターフェース

 

GUI

視覚情報を用いたインターフェース

 

CUI

テキストでの命令(コマンド)を用いたインターフェース

 

 

「UX」

ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験

ユーザーエクスペリエンス 

 

 

 フリーソフトウェア

ソースコードがオープンで改変してもよいソフトウェア

 

 

 「アナログ」

連続的

 

「デジタル」

離散的、とびとび

 

 

量子化

アナログ信号をデジタルデータに置き換えること

 

 

 「エンコード

画像や音声などの情報を0と1からなるデジタルデータに変換する処理

 

「デコード」

エンコードされた情報を元に戻すこと

 

 

機械語

CPUが直接実行できる命令。

 

 

「コンピュータの5大装置」

①入力装置(キーボード、マウス)

②記憶装置(メインメモリ、ハードディスクドライブ)

③制御装置(CPU)

④演算装置(CPU)

⑤出力装置(ディスプレイ、プリンタ)

 

 

「OS」

コンピュータに必要な機能をまとめた基本ソフトウェア

コンピュータ本体とアプリケーションソフトウェアをつなぐ役割

 

 

プログラミング言語

コンピュータプログラムを記述するための人工言語

 

 

アルゴリズム

問題を解くために必要な処理の手順

 

 

「ウェブ」

ワールドワイドウェブの略。www

世界中に蜘蛛の巣のように張り巡らされたハイパーテキストシステム

インターネット上で閲覧できるウェブページの集まり

主な構成要素はHTTP、HTML、URL

 

 

ウェブアプリケーション

従来のクライアント側で動くアプリケーションと異なり、サーバ側で動作する

 

 

「ブラウザ」

インターネット上のウェブページの情報を表示するためのソフトウェア

 

 

「LAN」

狭い範囲内で構成されるコンピュータネットワーク。

 

「WAN」

LANより広いネットワーク。

通信事業者が管理。

WANへの接続=インターネットへの接続

 

 

「パケット」

データを分割したもの

 

 

 「サーバ」

サービスを提供する役割を担うコンピュータ

 

「クライアント」

サービスを利用する側のコンピュータ

 

 

「URL」

インターネット上のリソースある位置を示す住所

「(スキーム名):(スキームごとの表現)」

http  ftp

 

 

「ダウンロード型」

データをユーザの端末に保存して利用

 

「オンライン型」

データをサーバ上に置いたまま直接利用

ウェブアプリケーション

 

 

「ベータ版」

製品の正式なリリース前にユーザに試用してもらうバージョン

評価に基づいて修正をおこない品質向上を目指す

 

 

メタデータ

データに関するデータ

データをいつどこで誰が作成したかなど

 

 

ソーシャルエンジニアリング

技術によらない人間の隙やミスを利用して行う攻撃

(パスワードのメモがPCの近くにある等)

 

 

「暗号化」

通信やファイルの内容を他者に読めないように変換する処理

 

 

HTTPS

HTTPによる通信を暗号化し、安全に情報をやり取りする仕組み。

SSLというより下位のレイヤーのプロトコルで暗号化通信を確立したうえでHTTP通信をおこなう

 

 

「マルウエア」

悪意を持って被害をもたらすプログラム

ウイルス型→寄生、自己増殖

ワーム型→自己増殖

トロイの木馬型→偽装

 

 

「スパム」

無差別大量に送信されるメールのこと

 

 

ファイアウォール

ネットワーク上望まない通信を遮断できる防壁ソフトウェア

 

 

チューリングテスト

テキストを用いた対話で、相手が人なのか機械(AI)なのか判別できなければ、その機械(AI)は十分知的であるという考え方

 

 

高校生向けの情報社会から学び直す

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ブロックチェーンを学ぶ前に、ITの基礎知識を一から学び直すための教材を最近探しています。

『高校生が教わる「情報社会」の授業が3時間でわかる本』をいう本を見つけたので、とりあえず買ってみました。

 

 

ひっかかったところだけメモとして使います。

 

 

◆なぜ使いにくいシステムが生まれるのか

システムの扱いやすさを表す尺度を「ユーザビリティ」と言うが、ユーザビリティが悪くなる背景を考えてみる。

予算が少ない、人手が足りない、年代による違い、納期が短い、スキルが足りない、利用者のレベル差などある。

 

 

 

◆道具の発展は人の身体や精神の拡張?

カナダのマーシャル・マクルーハンが「メディア論」の中で、

ハンマーは拳の拡張、鉄道は足の拡張と言っている。

現代に置き換えると、情報技術の発展は脳の拡張と言えるのではないか。

 

 

 

◆情報の経済へ

「データ」は客観的な事実

「情報」はデータの意味的な情報を読み取ったもの

「知識」は情報がまとまって体系化され、一般化・抽象化されたもの

 

モノから情報に価値が移行している現代社会。

 

 

 

 ◆データは全て0か1でできている

コンピュータ内部は全て2進法。

データの最小単位はビット(bit)

8ビット=1バイト(byte)

コンピュータでのデータサイズの単位はバイトが用いられる。

 

0と1はコンピュータ内部での電気信号を用いている。コンピュータに流す電圧の高いところを1、低いところを0に対応づける。

 

 

 

 

 

基礎的なことが多かったのですが、今の私は基礎固めから始めないといけないので、復習にはちょうどよい内容でした。

 

 

用語の復習はこちらにしました。 

 

tomta.hatenadiary.com

 

 

 

IT基礎知識の用語復習①

素人がITを勉強するにあたって、どの教材でも専門用語が出てきます。

もう地道に調べて身に付けていくという繰り返ししかないと思っています。

 

こんなことも知らないの!?と思われるレベルですが、知っていることや知ったかぶりしていることも 復習も兼ねて書いていきます。

 

自分の勉強用ですので、新しい用語が増えたら更新していくスタイルでやろうかと思っています。順番は私の目に入ってきた順です。

 

※間違いもあるかと思いますが、気づき次第修正していきます。

 

 

「ハードディスク(HDD)」

データ保管庫、書斎

単位→バイト

 

 

「メモリ」

CPUが処理を実行する作業机。

同時に開いて作業できるソフトの最大値。

単位→バイト

 

 

「CPU」

単位→ヘルツ

1秒間に何個の処理を行えるか。

頭の回転の速さ。

中央処理装置。プロセッサ 

 

「識別子」

振り分ける役割を持つもの。(郵便番号、IPアドレス

 

 

 「IPアドレス

インターネットでの識別子。

 

 

「冗長性」

始点から終点まで複数の経路が存在すること。

(例:東京駅→新宿駅までの電車・地下鉄網)

 

 

「パケット」

分割されたデータの塊のこと

 

 

ADSL

電話回線を利用してブロードバンドを実現する方式。

 

 

FTTH

光回線を利用してブロードバンドを実現する方式。光ファイバー

 

 

「ブロードバンド」

高速・大容量のデータ通信が可能な回線のこと。

 

 

イントラネット

会社や学校などある組織内だけのネットワーク。

インターネットと対になる用語。

プライベートブロックチェーンのようなもの? 

 

 

プロトコル

何かしらの約束事。

 

 

TCP/IP

どのようにパケットをやりとりするか定義した約束事

 アプリケーション層、トランスポート層ネットワーク層、リンク層、物理層の5つの階層が存在する。 

 

 

 「アプリケーション層」

インターネットを利用するソフトウェア。

ウェブ、メール、チャット、インターネット電話

 

 

トランスポート層

仮想回線を生成、管理、遮断する役割。

同時に複数のアプリケーションを利用するために必要。

 

 

ネットワーク層

ネットワークとネットワークを相互接続して一つのネットワーク(インターネット)を形成する役割。

 

 

「リンク層」

適切な配送手段を提供する役割。

 

 

イーサネット

一つの回線を複数の端末で共有する方式。

データを送る時の規格。

識別子MACアドレスが割り当てられる。

 

 

「ブロードキャスト」

送信者がある特定のMACアドレスにパケットを送信すること。

 

 

ゲートウェイ

ネットワーク同士が相互接続する玄関口。

インターネットではルータがそれにあたる。

 

 

物理層

ビット列情報と周波数情報(電気信号)の変換を担う役割。

 

 

「ビット列情報」

0と1で表されたデジタル情報

 

 

「サーバ」

サービスを提供する機能を持つコンピュータ

 

 

ISP

インターネット接続業者。インターネットサービスプロバイダ

 

 

「チャンネルキャパシティ」

1秒間あたりの最大情報量、単位はbps

 

 

「ルーティング」

次にどの宛先に転送するか決定すること。経路制御

 

 

フォワーディング」

実際にパケットを転送すること

 

 

DNS

IPアドレスドメイン名との変換サービスを提供するしくみ。

ドメイン名(www.example.co.jp)⇔ IPアドレス(203.178.138.25)

ほぼすべてのインターネットアプリケーションがDNSを利用。

名前解決システム。

 

 

 「トップレベルドメイン

一番後ろの上位のドメイン

.jp  .com

 

 

「HTTP」

ハイパーテキストを転送するプロトコル

Http://~~~

 

 

ハイパーテキスト

複数の文書(ページ)を相互に関連付けて結びつける仕組み。

 

『これならわかるネットワーク』の勉強メモ

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図書館で『これならわかるネットワーク』(ブルーバックス)という本を見つけ、中古で買って読みました。

私は本を新品で買うと決めていますが、2008年に出版された本でしたので楽天にもAmazonにも中古しかありませんでした。

 

ブルーバックスは科学系の本がわかりやすく丁寧に書かれているので、いつも本屋でインターネットの基礎知識的な本を探しているのですが見当たりません。

やっと見つけたブルーバックスの本は10年前のものですが、IT素人の私にとっては内容は新鮮でとても勉強になる本でした。

 

 

簡単なところだけですが、内容をメモします。

 

 

◆ネットワーク

一言でいえば、点と線の集合。

インターネットは、情報交換のための通信ネットワークの一つ。

一番シンプルな通信ネットワークは、点と点が一対一でつながる糸電話。

郵便のネットワークは、郵便番号という識別子をもとに郵便物を「束ねる」→(輸送)→「振り分ける」作業になっている。

 

  

◆インターネット誕生

歴史的には、アメリカと旧ソ連の冷戦中、軍事技術として開発された。

1960年頃には既に、集中管理ではなく分散方式のノード分散という概念が広まっていた。

大学や研究機関内のみでのネットワークを一般公開し、ネットワークプロトコルができたことで発展していった。

インターネットの対になる概念で、会社や学校などある組織の内部のネットワークのことを「イントラネット」という。

 

 

TCP/IP

どのようにパケットのやりとりするか定義したインターネットの約束ごと。

アプリケーション層、トランスポート層ネットワーク層、リンク層、物理層の5つの階層から成り立つ。 

 

 

IPアドレス

インターネットの電話番号、郵便番号。識別子。

32ビット空間という限られたリソースしかないので、割り当てに関してはルールがあった。IPv4からIPv6への移行が検討されていた。(2008年当時)

 

 

DNS

IPアドレスドメイン名との変換サービスを提供するしくみ。

ドメイン名(www.example.co.jp)⇔ IPアドレス(203.178.138.25)

 

パケットを転送するルータにとっては、ドメイン名よりもIPアドレスの方がルーティングには便利。DNSを利用することでIPアドレスを意識する必要がなくなった。

ほぼすべてのインターネットアプリケーションがDNSを利用。

 

 

 

とりあえず簡単なところだけメモましたが、もっと深い仕組みの話も書かれています。

 

 

以下、この本を読んで思ったことをまとめます。

 

 

ブロックチェーンを知るためにはインターネットの仕組みを理解しなければならないということ

・インターネット発展の歴史はブロックチェーン発展にも通ずるものがあるということ

 

 

例えば、会社や学校などの組織内だけのネットワークである「イントラネット」について書かれていました。

これは「インターネットとイントラネット」と「パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーン」と同じ構図のように見えます。

となると、プライベートブロックチェーンの行く末というのも見えているのではないかと感じました。

 

 

ネットワークの仕組みを知って、まだまだ知識が足りないことを自覚したので、もっと勉強しなければいけないと感じました。

 

 

 

用語集はこちらの記事にしました。

tomta.hatenadiary.com

 

 

ビットコインフルノードとラズベリーパイで勉強を始める

ビットコイナーとして有名な大石さんのVoicyを聞いていました。

 

リスナーからの

「暗号通貨の技術に興味があるのですが、何から始めたらいいですか?」

 

という質問に対して、大石さんは、

ビットコインのフルノードを走らせてみると良いのではないでしょうか」

 

とお答えになっていました。

 

 

大石さんに質問したリスナーの方にいい質問をしてくれたと感謝しつつ、フルノードを立てる事を目標にするのはアリだと思いました。

 

 

ただ「ノード」すらよく理解していないレベルのコンピュータ素人にはレベルが高そうだなと思いました。

しかし、30歳から学び始めるのに一から順に勉強しても遅すぎます

先にゴールに触れてみて、わからない点を調べていく勉強の仕方にしようと思いました。

 

 

 

とりあえず「ビットコインルノード」と検索してみました。

 

 

「ノード」

P2Pネットワークを構成するコンピュータのこと。

 

 

「フルノード」

全てのブロックチェーンデータをダウンロードし、取引の検証を行うコンピュータ。

Bitcoin Coreなどをソフトウェアをインストールする必要がある。

 

 

 

ルノードを立てるメリットについても調べてみました。

 

IPアドレスなどの情報を知られないというセキュリティとプライバシーでメリットがあるようです。

ただ常時起動していなければならず、電気代もかかるので、ネットワークへの貢献とビットコインを知るための勉強というモチベーションでいようかなと考えています。

 

 

現在(2018/7/10)、世界中でのフルノードは約1万ノードで、日本はたったの230ノードしかありませんでした。

公開している数なので正確ではないのですが、日本だけでみると230ノードしかないと思うと貴重なので、やる気がアップしました。

 

 

 

色々調べていくと、ラズベリーパイという単語をよく見かけることに気がつきました。

 

 

クレジットカードくらいの大きさの超小型コンピュータのようで、これを使ってビットコインのフルノードを立てる方法があるようです。

 

 

ラズベリーパイは、電子工作とプログラミングを学べる教育ツールとして最適だと思いました。

コンピュータの仕組みもほとんど理解していない私にぴったりの教材です。

 

ラズベリーパイは5000円程度という良心的な値段のようです。

 

 

今後の目標です。

 

ラズベリーパイでコンピュータの仕組みを学ぶ

ラズベリーパイビットコインのフルノードを立てる

 

にしようかと思います。

きっとわからないことだらけだと思いますが、その都度調べながら勉強していこうと思っています。

 

 

コンピュータ素人ですが、学んでいくうちにだんだん楽しくなっていくと信じてやってみます!

 

 

トムタ

 

 

ビットコインに投資するきっかけとなった本

私がビットコインに投資するきっかけとなった本は、加谷珪一さんの『お金は歴史で儲けなさい』です。
『お金持ちの教科書』を書いた著者の方です。

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内容を整理していきます。

 

2種類のバブル 

金融商品全般の価格が上昇するバブル(日本のバブル経済
イノベーションバブル(2000年前後のネットバブル)


①のバブルは、経済全体としてお金が余っていることが原因とされています。
市中に流れるお金の総量(マネーストック)と株価の動きは超長期的には連動しているようです。
しかし、マネーストックの水準を大きく超えて株価が上昇する時が株バブルです。
「バブルは単なるお金の移動」と筆者は考えています。
現在は国債バブルという見解を示しています。


②のイノベーションバブルですが、歴史的にみると100年以上前に日本や英国で鉄道バブル1920年代の米国で自動車バブル、2000年前後のネットバブルがあるようです。

イノベーションによって信じられない水準まで株価が上昇し、いずれそのバブルははじける宿命にあります。
しかし、そのイノベーションが本物だとすれば、将来の産業の仕組みを変えるほどの基幹インフラとなる可能性があります。例えばバブルとなったインターネットは現在、社会に必要不可欠なものになっています。
そうなると、異常と思われていた株価も長いスパンでみれば適正価格であったということが結果的に起こるようです。



イノベーションバブルで投資すべきタイミング 

革新的な技術が登場した時は、下のような手順を踏むそうです。

黎明期(ブームがやってくる前)
  ↓
バブル期(期待が最高潮だが、まだ技術は高くない)
  ↓
幻滅期バブル崩壊。ピークが過ぎて総悲観)
  ↓
安定期(技術も普及し、基幹インフラになっている)


イノベーションバブルで投資すべきタイミングは、黎明期幻滅期です。
一番やってはいけないのはバブルのピーク時に投資することです。

 

 

私はこのイノベーションバブルの法則を読んでビットコインへの投資を考えました。本の中にビットコインの記述もありました。

2015年のビットコイン価格は3万円程度でした。それ以前に12万円まで膨れ上がって、価格が下がっていた状況です。

私はまだ黎明期の可能性が高いと考え、少額ですが投資に踏み切りました。

 

 

今の暗号通貨市場はまだバブル期にいるのか、それとも既に幻滅期に入っているのか判断がつきにくいところです。 

ただもう間違いないのは、ブロックチェーン・暗号通貨は将来の基幹インフラを変えるだけのイノベーションであるということです。

あとは、幻滅期に入ったタイミングを見極めることによって、もう一度イノベーションバブルに乗ることができます。

 

 

人生の中でイノベーションバブルに乗れることは数回しかないと思うので、このチャンスは逃さないようにしたいと思っています。

 

「バブルは利用するもの」

という著書の中で一番印象に残った言葉を、過去の歴史を学びながら行動しようと思います。